世界三大花粉症とは?……世界のどこかはいつも花粉シーズン
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世界三大花粉症と呼ばれているのは、「スギ花粉症」「イネ科(カモガヤ)花粉症」「ブタクサ花粉症」の3つ。
日本が主な発生地である「スギ花粉症」は、国内の有病率が25.6%で、飛散のピークは2~4月、くしゃみや鼻水のほか、目のかゆみ、充血、気管支炎などの症状がでる。「イネ科花粉症」は主にヨーロッパで発生。イギリス国内での有病率は22.9%で、くしゃみ・鼻水のほかに、喉の炎症・かゆみ、倦怠感、睡眠障害などを引き起こし、飛散のピークは5~7月。「ブタクサ花粉症」はアメリカ全域で発生し、アメリカ国内での有病率が15%。くしゃみ・鼻水以外では、目のかゆみや瞼の腫れ、じんましんなどの皮膚症状やアナフィラキシーショックを起こすこともあるという。飛散のピークは8~10月。
世界三大花粉症だけをみても、2月~10月はなにかしらの花粉症がピークであり、これに、ヒノキ花粉やヨモギ花粉、そのほか様々な花粉症を加えると、世界のどこかでは一年中なにかの花粉シーズンに入っているということになる。
また「トリップグラフィックス」では、世界各国のくしゃみの発音も紹介している。日本ではくしゃみといえば「ハクション」だが、アメリカやカナダ、オーストラリアでは「アチュー」、スペインでは「アチス」、フランスでは「アチュム」、イギリスでは「アティシュー」という発音になるとのことだ。
《白石 雄太》
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