日本IBM、現場担当者向けのデータ分析ソフト「IBM Cognos Insight v10.1」発表
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
「Cognos Insight」は、主に営業部門やマーケティング部門などの業務現場の担当者が日ごろ使用しているPCに導入するだけで分析を始めることができる分析ソフトウェア。データをドラッグ・アンド・ドロップ操作でワークスペースに取り込み、さまざまな角度から分析し、グラフなど視覚的にビジネス状況等を把握することが可能。60秒ほどでグラフやウィジェットを使いダッシュボードを作成することもできる。
また、情報をアクションにつなげるための支援機能も提供。仮説をもとに分析を行い、実行計画を策定、共有したり、ビジネス成果の最適化を図るため、アクションの代替案を用意し、比較検討することを可能にしている。例えば、小売業における将来の来店者数に対する複数の仮説を設定し、それぞれの場合における将来の売り上げを予測し、そのデータをもとに実行計画を立て、共有、検討し、アクションにつなげる、といったことが可能となっている。
さらに大手企業向けに、Cognos Insightを1機能として備え、分析データのダイナミックな管理、双方向活用を実現するソリューション基盤「IBM Cognos TM1 v10.1 」の販売も開始する。業務現場の担当者がCognos Insightを活用して作成した分析モデルや分析結果をCognos TM1を経由して全社レベルで共有したり、全社レベルで検討する予算計画プロセスにCognos TM1を経由して参画するといった、ダイナミックな企業内双方向連携を実現した。
価格(税別)は、3月31日までCognos Insightが1ユーザーあたり料金73,000円、Cognos TM1が10,485,000円です。Cognos製品の一斉価格改定により4月1日からCognos Insightが55,500円、Cognos TM1が8,000,000円からになる。
《冨岡晶》
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