我が子にクレジットカードはふさわしい?……新社会人の子を持つ親への意識調査
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まず、「我が子のお金の使い方や金銭感覚をどの程度信頼しているか」、と聞いたところ、1.7%が「全く信頼していない」、8.7%が「あまり信頼していない」、13.7%が「どちらともいえない」と答えた。4年制大学を卒業する新社会人といえば、大半は既に成人を迎えている「大人」だが、それでも約4人に1人の親は、我が子の金銭感覚に不安を感じている結果となった。
しかし、「新社会人になるタイミングで持つものとしてふさわしい(持たせてもよい)ものは何か」という質問をしたところ、1位は58.3%で「印鑑セット」、2位は52.7%で「クレジットカード」、3位は50.3%で「仕事専用パソコン」という結果に。我が子の金銭感覚を不安視する親が一定数いる一方、半数以上が、クレジットカードは新社会人が持つにふさわしいと考えていることが分かった。
そこで、「我が子がクレジットカードを所持する際にかけたい言葉」について聞くと、「キャッシングは極力利用を控えるように」、「収入にあった使い方をしなさい。残高と決済日の確認を必ずすること」、「上限金額の設定をしてあるかの確認と引き落とし日より3日以上前の残高確認」などのアドバイスや、「金銭感覚がしっかりしていればクレジットは問題ないことを言う」といった意見も見受けられた。
また、「我が子がクレジットカードを所持する場合、何がもっとも重要か」という質問に関しては、62.7%が「明細の確認」、60%が「上限金額の設定」、50.7%が「引き落とし日付の把握」と答えた。
クレジットカードは使い方を誤ると危険も伴うツールだが、明細確認で何にいくら使ったかを可視化できるほか、上限金額を設ければリスク回避も可能として、所持することは問題ではないと考える親が多い結果になった。
《白石 雄太》
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