日立、HEMSを活用した生活支援サービス事業に参入……福岡の賃貸マンションで実証実験開始
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
またサービス開始に先立ち4月10日より、福岡県福岡市アイランドシティにある賃貸マンション「インフィニガーデン」にて、最大100戸を対象に、1年間を目途に実証実験を行う。本実験ではスマートシティサービスプラットフォームとして、日立製作所のEMS(Energy Management System:エネルギー管理システム)ゲートウェイを採用するなど、今後の日立のHEMS事業の展開に向けて、日立グループで連携して進めていくとしている。
各戸にEMSゲートウェイを設置し、センターサーバとの通信を暗号化するとともに家庭内のアドレスを外部から隠蔽化することで、強固なセキュリティ機能を提供。また、電力センサを設置し、参加世帯の所有するパソコンやスマートフォンを電力使用量の表示端末として手軽に利用できる仕組みを用意する。
日立コンシューマエレクトロニクスでは2011年7月より、多拠点型小規模店舗を展開する企業向けに、電力の「見える化」による省エネ支援サービス「ECO・POM・PA(エコポンパ)」を販売している。これを家庭用に展開するべく、今回新たに「エコポンパ」の仕組みを活用した「エコポンパホーム(仮称)」を開発。“ちょうどいい暮らし”をコンセプトとした生活支援サービスを提供する予定だ。
《冨岡晶》
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