第1回科学の甲子園大会、埼玉県立浦和高校が総合優勝
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科学技術振興機構(JST)が主催する同大会は、科学好きの裾野を広げるとともに、トップ層の学力を伸ばすことを目的として、平成23年度から新たに創設された理科・数学・情報における複数分野の競技会。昨年夏からの地方予選を勝ち抜いた全国の高校生48チームが、3月24日から始まった全国大会で、科学に関する知識とその活用能力を駆使し、さまざまな科学的な課題に挑んだ。
筆記競技、実験競技、総合競技のそれぞれの得点を合計した総合成績では、1位に埼玉県立浦和高等学校、2位に滋賀県立膳所高等学校、3位に愛知県立岡崎高等学校がそれぞれ入賞した。
競技別の成績では、筆記競技の1位は、筑波大学附属駒場高等学校チーム(東京都)、実験競技(2種)の1位は土佐高等学校チーム(高知県)と筑波大学附属駒場高等学校チーム、総合競技(2種)の1位は、埼玉県立浦和高等学校チームと滋賀県立膳所高等学校チームとなった。
その他、東北6県の中の最優秀校に贈られる「JR東日本賞」には、山形県立山形東高等学校チーム、女子生徒3名以上を含むチームを対象とした「帝人賞」には北杜市立甲陵高等学校チームなど、協賛企業各社による企業賞も決定した。
大会は、3月26日のエクスカーションの後に終了する。次回、平成24年度大会も同じく兵庫県で開催する予定だという。
《田崎 恭子》
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