NTT Com、豊富なAPIを持つパブリッククラウド「クラウド・エヌ」提供開始
エンタープライズ
ソフトウェア・サービス
注目記事

「Cloud(n)」は、従来からNTT Comが提供している「Bizホスティング」に加えて、新たに提供するパブリッククラウドサービス。仮想サーバー、ネットワーク、バックアップ、APIなどの基本的な機能を網羅したほか、Amazon互換を含む、約150種類の豊富なAPIを備えた拡張性の高さが特徴だという。またWeb上で提供されるコントロールパネルのGUIにより、必要なリソースを即時に利用でき、リソースのスケールアップやダウンなどが容易に行える。なおNTT Comでは「Cloud(n)」の提供にあたり、米国Citrix Systems社が提供するオープンなクラウドプラットフォームソリューションである「Citrix CloudStack」を採用している。
機能面では、2012年4月にはオートスケール機能、2012年7月にはCDN連携機能、2012年10月には大容量のデータ保存を実現するオブジェクトベースのストレージ機能を逐次追加する予定。「Cloud(n)」上で動作するアプリケーション実行環境のアウトソースが可能なPaaSの提供も計画されている。
30日より米国データセンターで提供し、2012年6月には日本データセンターでの提供を開始する予定(選択可能)。サービスプランと提供価格としては、月額上限945円で利用できる「プランvQ(0.25vCPU、512MB)」など、用途にあわせて選択可能な5つのサービスプランがある。また最大3か月、5,000円分のご利用まで無料で使えるキャンペーンを、月30日~7月31日までの期間限定で実施する。
《冨岡晶》
特集
この記事の写真
/