BlackBerryのRIMが第4四半期決算を発表、ついに赤字転落
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売り上げは41億9000万ドルで、前年同期の25%減少。純損益は前年同期が9億3400万円の黒字だったのに対して、1億2500万ドル、1株あたり24セントの赤字となった。事前の予想では1株あたり80~95セントの純利益だったが、これを大きく下回った。
RIMの主力商品であるBlackBerryはiPhoneやAndroidにユーザーを奪われてシェアが低下している。同社のタブレット「PlayBook」も発売直後から不振に苦しみ、大幅な値下げを断行した。同社は経営を立て直すため今年1月にCEOを交代するなど改革を行なっているが、その効果はまだ表れていない。
今回の決算を受けてRIMでは前共同CEOで幹部のジム・バルシリー氏ら3人の辞任を発表した。現CEOのトーステン・ハインズ氏は企業向けビジネスに注力する方針を示している。また、他社との提携や合弁会社設立、ライセンス供与などを含む幅広い選択肢を検討するとしており、事業の抜本的な改革に乗り出す可能性を示唆した。
《山田 正昭》
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