EMCジャパン、プラットフォーム向けストレージ管理「EMC ProSphere 1.5」発売
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
「EMC ProSphere 1.5」は、利用者ごとのサービスレベルに対応したストレージ管理を実現できるソフト。仮想マシンとストレージの性能依存関係の把握、管理を実現したほか、柔軟なストレージ利用分析ツール、「EMC FAST VP」との緊密な統合といった機能を新たに搭載した。「EMC FAST VP」は、少量のフラッシュディスク(SSD)と低コストで大容量のディスクを自動的に使い分け、最適化する自動階層化技術。今回の「ProSphere 1.5」では、「FAST VP」の新たな連携により、仮想プールレベルでの消費状況がトラッキングできるようになっている。
動的に生成される仮想マシンの性能収集自動化により、vSphere仮想マシン/ハイパーバイザ/ストレージといった複雑な環境においても、性能依存関係の明確な把握を実現した。この機能により、性能問題切り分けとサービスへの影響特定までの時間を大幅に短縮できるとのこと。ストレージ利用分析ツールでは、ストレージが、いつ、どのように使用されたかを、筐体だけでなく、ロケーションや利用者ごとのサービスレベルでトラッキングできる。また、トレンド分析機能により、目的に応じた適切な階層のディスクを、適切なタイミングで確実に提供できる。
「ProSphere」では、110万ボリューム、36,000 SANポート、18,000ホストを管理可能。価格はEMC Symmetrix向けが580万円~(税抜、最小ドライブ構成146GB x 48本、約7TB)、EMC VNX向けが80万円~(税抜、最下位モデルVNX5100)。
《冨岡晶》
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