NTT、「PostgreSQLエンタープライズ・コンソーシアム」を設立
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「PostgreSQL」は、トランザクション制御の強固さと機能の豊富さから、エンタープライズ用途に向いたデータベース管理システム。1970年代初頭にカリフォルニア大学バークレー校で開発された「Ingres」をもとに、1980年代中ごろの「Postgres」を経て、オープンソースの「PostgreSQL」に至っている。
「PostgreSQLエンタープライズ・コンソーシアム」(PGECons)では、IT業界全体で技術ノウハウを持ち寄り、技術情報の共有と更なる機能改善を図るという。周辺ツールに関する活用情報の集約と発信、参加企業が必要なリソースを持ち寄り共同検証の実施、開発プロジェクト支援のほか、コンソーシアム内での連携開発等も視野に入れ、法人企業および開発コミュニティに対し「PostgreSQL」の情報発信を行う。
発起人企業は、日本電信電話のほか、アシスト、SRA OSS, Inc.日本支社、日本電気、日立製作所、富士通、日本ヒューレット・パッカードなど10社。今後は参加企業・参加団体を多く募り、協力して共同検証等を実施し、エンタープライズ領域へのオープンソースデータベース「PostgreSQL」の普及を推進する。
《冨岡晶》
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