日立、「BladeSymphony」にXeon E5-2600採用の新モデル追加……「HA8000」ラインアップも強化
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今回の新製品群は、すべて最新のインテルXeon E5-2600製品ファミリーを採用。グローバルでは、日立データシステムズ社が、「BS500」を「Hitachi Compute Blade 500」の名称、「BS2000」を「Hitachi Compute Blade 2000」の名称で提供し、グローバルに展開する。
「BS500」は、日立独自のサーバ仮想化機構「Virtage」(バタージュ)や、障害発生時に予備サーバブレードへ自動的に切り替え、業務への影響を最小限に抑える「N+1コールドスタンバイ」機能など、「BladeSymphony」のハイエンドモデル「BS2000」、小型高集積モデル「BS320」の機能や信頼性を引き継ぎながら、イーサネット・ファブリックなど、最新のデータセンターネットワークにも対応する製品。「BS500」の標準サーバブレードである「BS520Hサーバブレード」は、最新のインテルXeonプロセッサーE5-2600製品ファミリーを搭載。高密度なブレード形態で、24メモリスロットを装備し、最大512GBのメモリを搭載可能。1サーバブレードあたり無償で4LPARまで、最大30LPARまで利用できる。また、VMware ESX/ESXi、Microsoft Windows Server 2008 Hyper-V、Linux KVMにも対応する。LANとSAN(Storage Area Network)のI/O(データ入出力)の統合を可能にする新通信規格「Data Center Bridging(DCB)」にも対応する。
また、「BladeSymphony」のハイエンドモデル「BS2000」の標準サーバブレードのラインアップに、最新のインテルXeonプロセッサーE5-2600製品ファミリーを採用し、処理性能とメモリ容量を大幅に強化した2モデルを追加する。「標準サーバブレードR3モデル」は、従来モデル比で約2.3倍となる最大5.4TBの内蔵ストレージを搭載可能で、RAIDコントローラも標準搭載する。「標準サーバブレードS3モデル」は、SANブート専用モデルとなる。
さらに、「HA8000シリーズ」のラインアップに、ラックマウントサーバの2プロセッサーモデル「HA8000/ RS220-h」「HA8000/RS210-h」を追加する。この新モデルでも、最新のインテルXeonプロセッサーE5-2600製品ファミリーを採用するとともに、メモリ容量を従来の同等モデル比2倍の最大384GBとした。ストレージ容量について、「HA8000/RS220-h」では従来の同等モデル比3倍の最大14.4TB、「HA8000/RS210-h」では従来の同等モデル比2倍の最大7.2TBに、それぞれ強化した。
《冨岡晶》
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