米国の成人、5人に1人はインターネットを利用しない……最新調査で判明
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調査結果はまずインターネットの普及率に言及。1995年には15%程度だったが急激に普及し、2005年ごろには70%を突破した。しかし、その後の普及率はほぼ横ばいに転じ、今回の調査を行った2011年8月現在でも78%と、80%に到達していない。つまり、米国の成人の20%はインターネットを利用していないことになる。
インターネットをしている人の内訳を見ると、性別による違いは男性80%、女性76%とあまり差がない一方、年令による違いは顕著。18~29歳が94%であるのに対して、65歳以上は41%となっている。さらに年収ごとの違いも調査しており、年収3万ドル以下では62%、7万5,000ドル以上では97%となった。
インターネットをしていない人に対してその理由も調査しており、もっとも多かったのは「関心がない」で31%と飛び抜けて多い。2位以下は「パソコンを持っていない」、「費用が高い」、「操作などが難しい」、「時間の浪費」などが続いている。
ブロードバンドの普及率については、2000年にはわずか3%しかなく、ダイヤルアップの普及率は34%だった。2011年8月にはブロードバンドは62%まで普及したものの、ダイヤルアップも3%残っている。
インターネットの用途では、検索が最も多く、92%を占めた。ついで電子メール、ネットショッピング、SNS、銀行のネットサービスとなっている。男女別では大きな差はないものの、検索、銀行のネットサービスは男性が多く、電子メール、ネットショッピング、SNSは女性が多い。年齢別では、電子メールは年齢による利用率の違いが非常に少ないのに対し、SNSは高齢者の利用が非常に少なくなっている。
《山田 正昭》
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