「ES8000」は、TV上部にカメラとマイクを搭載し、音声認識によるメニュー立ち上げやチャンネル切り替え、ボリューム調整などができ、さらに手をかざすことで、その動きを認識し、まるでPCのマウスを操作するような感覚でTVを操作できる。顔認証機能も搭載しており、例えばGmailなどのサービスに顔認証でログインすることも可能。
「ES8000」がユーザーの操作を認識するには、きっかけとなる「トリガーワード」と「トリガームーブ」が必要となる。「トリガーワード」は、“Hi! TV”とTVに話しかけること、「トリガームーブ」は、TVの前で一定の距離をとって、手のひらをTVに向けるように片手をかざすこと。これらの動作がないとこちらの声や動きに反応しないため、予期せぬところで勝手に動作してしまうことはないという。
デモをおこなったサムスン電子ヨーロッパのMichael Zoeller氏によると、今後、音声認識やジェスチャーによる操作性を組み込んだ様々なアプリケーションを、アプリ開発者や様々な企業と協力して開発していくとのことだ。