屋外で発生したゴキブリが自宅に侵入……“もらいゴキ”、対策できている人は16%
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「もらいゴキ」とは、隣家や飲食店などの屋外で発生したゴキブリが、自宅に侵入してくること。今回の調査対象の中にも、「玄関を開けたら、大きな黒いゴキブリがサササッと入ってきた」「マンションの踊り場で女性の叫び声がしたので、何ごとかと思い玄関を開けたら、隣の女性が帰宅途中で、かばんにゴキが張り付いていた」「配達で、玄関ドアを開けたまま荷物を運び込んでいたら、天井を伝ってゴキブリがスルッと玄関から侵入」などの経験を持つ人は多いようだ。ライオンでは、ゴキブリが活発に活動を始めるこの季節に合わせ、今回の調査を実施したとしている。
まず「あなたの家のなかに、ゴキブリが侵入してくるであろう経路として思い浮かぶもの」をたずねたところ、「自宅にゴキブリが侵入することはない」と答えた人は7.5%にとどまり、「玄関(42.5%)」「台所の排水口(42.3%)」「窓(34.5%)」「ベランダ(34.3%)」「換気扇(29.5%)」などがあげられた。9割以上が、ゴキブリが外から侵入する“もらいゴキ”の可能性があると考えているのが実状だった。
次に、「ゴキブリの発生場所」についてたずねたところ、「ゴミの収集場所(61.5%)」の他「近隣の家(52.3%)」「近隣の飲食店(32.5%)」など、半数以上の人が「自宅で見つけるゴキブリは、近隣の家などからやってくる“もらいゴキ”の可能性がある」と考えていることが判明した。その一方で、逆に近隣の人から「あなたの家からゴキブリが発生している・侵入してくると思われている可能性」への回答は15.3%にとどまった。
さらに“もらいゴキ”への対策状況についてたずねると、8割以上が「しようとは思っているが、何もしていない(47.3%)」「何もしていないし、するつもりもない(36.8%)」であり、実際に「対策をしている(16.0%)」は2割未満だった。
ライオンは殺虫剤ブランド『バルサン』のウェブサイト「バルサンTown」を5日にオープン。“もらいゴキ”に遭遇する可能性や、近隣の家への“もらいゴキ”の原因になる可能性を「ゴキブリ遭遇危険度」として診断・シミュレーションできるコンテンツを公開している。診断内容に応じたオリジナルのバーチャル「ハウス」を建てることができるコンテンツも公開。「バルサンTown」の住人になって、チャバネ大佐率いるゴキブリ軍団からハウスを守るゲームがプレイ可能となっている(TwitterやFacebookのアカウントが必要)。
またバルサン史上最強のヒーロー「バルサンマン」のスペシャルサイト、日本各地の気象予報とともに、ゴキブリの活発化度合いが4段階の“ゴキブリ指数”で分かる「ゴキブリ活性化予報」サイトへのリンクも用意されている。
《冨岡晶》
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