22日にB787のボストン直行便が就航!……観光地としてのボストン、どこに魅力?
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日本航空(JAL)は、22日より成田・ボストン線を開設し、最新鋭のボーイング787型機で運航することを決定している。この成田・ボストン線は、日本航空として最初のボーイング787による運航路線となる予定で、大きな話題となっている。トレンド総研では観光地としてのボストンの評価を調べるべく、今回の調査を実施した。
まず、「これまでにボストンへ旅行に行った回数」を聞いたところ、平均は「2.7回」。最高では「15回」と答えた人もおり、ボストン旅行をリピートしている人はかなり多いことがわかった。
次にボストンへの旅行の目的について聞くと、「観光名所を訪れるため」が最も多く65%。次いで、「町並みを楽しむため」が50%、「名産品を購入するため」が41%と続いた。また、「前回のボストン旅行に満足していますか?」という質問には、95%が「満足している」と回答し、さらに91%が「またボストンに行きたいと思う」と答え、ボストン旅行の満足度が非常に高いことが明らかになった。
このように、ボストンは旅行先として満足度が高いことはわかったが、調査では旅行経験者がおすすめするスポットについても聞いている。その結果、1位となったのは「ボストン美術館」で35%。その理由としては「古い美術館でアメリカの歴史がよくわかるし、日本の美術品も多い」「印象派の名画が充実しており、浮世絵の展示もよかった」などの意見が挙げられた。
以下、「ハーバード大学」が18%で2位、MLBボストン・レッドソックスの本拠地球場である「フェンウェイ・パーク」が12%で3位となった。
ちなみに「ボストンを日本の都道府県で例えるとどの都道府県だと思いますか?」と聞いたところ、最も多かったのが「京都府」(34%)。その回答理由としては、「歴史的に古い都市で、遺跡がたくさんあり、風光明媚である」「自然が豊富。産業もあり、大学も揃っている」などの意見が挙げられた。美術から歴史、大学そして自然などが揃ったボストンは、まさに京都のような風情ある観光地として認識されているようだ。
調査レポートでは『アメリカの原点、ボストンをゆく』(ソフトバンク新書)などの著者であり、ボストンを「第2の故郷」と語る、作家の井上篤夫氏に「ボストンの魅力」がコメントを寄せている。
井上氏によれば、ボストンは4つの魅力があるという。すなわち「コンパクトにまとまっている街であること」「四季があること」「古いけれど新しいこと」「人に優しいこと」だという。「大学などの教育機関は、性別、年齢、人種に関係なく開かれています。……犯罪率の統計数字で見る以上に、私が住んだ実感として安心・安全を感じることができた街で、女性がひとりでも訪れやすいところだと言えるでしょう。つまり、人に優しい街なのです」と、直行便の就航でより身近な存在になったボストンの魅力を井上氏は語っている。
《RBB TODAY》
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