豊田通商、法人向けサーバーソフトウェアのフリーライセンス版を提供開始
エンタープライズ
ソフトウェア・サービス
注目記事

「SmartPhone Server」は、手元のスマートフォンを使って社外から社内システムへのアクセスを可能とするサーバーソフトウェア。企業でスマートフォンを活用する第一歩として、メール・スケジュール調整、ファイル閲覧等の基本的なサービスを、現在の社内環境をほとんど変更することなく、スマートフォンと連携できる。社内に設置するため高いセキュリティレベルを維持でき、iOS・Android・Windows PhoneとマルチOSに対応している点も特徴だ。
開発はグローバルシステムインテグレーションを担う、豊田通商の連結子会社、TT Network Integration(タイ)がおこなった。
豊田通商では、2011年1月にこのSmartPhone Serverの販売を開始し、スマートフォン市場に参入。その後2011年6月には、オフィスで必要な全てのITインフラストラクチャーをクラウド環境で提供する「Value Cloud」を、さらに2012年1月には強固なセキュリティ環境を実現したSmartPhone Server Ver.2.0を発売した。
「SmartPhone Server」は、Safariなどのブラウザが不要で、社内の既存システムを変えることなく、汎用アプリケーションを活用することができる。そのため低コストで利便性が高いサービスを利用できることが特徴。
豊田通商では今回、SmartPhone Serverのフリーライセンス版無償提供を開始。導入に関してはサポートメニューを用意し、インフラ基盤の構築・導入、ハードウェア・ネットワークの運用支援までサポートすることで、スマートフォン1台で利用者同士の情報共有をより容易なものとするオフィス環境を実現する。
《RBB TODAY》
特集
この記事の写真
/