薄型テレビは依然低調、BDプレーヤーやカーAVCは回復の兆し……JEITA調べ
IT・デジタル
テレビ
注目記事

出荷金額/前年比を製品分野別にみると、映像機器は1,001億円/45.6%で8ヵ月連続マイナス、音声機器は112億円/86%で15ヵ月連続マイナスであったが、カーAVC機器は726億円/152.5%で4ヵ月連続のプラス成長を遂げている。
出荷台数/前年比を製品の主要品目別にみると、薄型テレビは863千台/40.1%で8ヵ月連続マイナス。サイズ別では、29型以下が374千台/45.8%、30~36型が260千台/32.1%、37型以上が229千台/43.4%。サイズ別構成比は、29型以下が43.3%、30~36型が30.1%、37型以上が26.6%であった。機能別では3D対応モデルは153千台(前年の比較データなし)、インターネット動画対応モデルは495千台/37.4%。
Blu-rayディスク(BD)レコーダー/プレーヤーは281千台/50.4%。その内訳として、レコーダーは230千台/43.7%、プレーヤーは51千台/165.2%、3D対応モデルは218千台でBDレコーダー/プレーヤー全体に占める割合は77.3%となった。
ステレオセットは66千台/98.5%で6ヵ月連続でマイナス、アンプは16千台/105.8%で4ヵ月連続のプラス、スピーカシステムは33千台/68.2%で9ヵ月連続マイナスとなっている。
なお、今回は2011年度の実績も発表しており、民生電子機器全体の累計出荷金額は2兆5,738億円で前年比68.5%と、3年ぶりにマイナス成長へと落ち込んだ。分野別でも軒並みマイナスで、年度累積出荷実績金額/前年比は映像機器が1兆8,010億円/61.3%、音声機器が1,457億円/82.6%、カーAVC機器は6,272億円/98%という結果であった。
《加藤》
特集
この記事の写真
/