女性が“肌のために摂りたい成分”、1位は「コラーゲン」……皮膚科医も注目、コラーゲンの体内生成を促す「パフィア」
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■肌のために積極的に摂りたい成分第1位は「コラーゲン」
まず「あなたが、肌のために積極的に摂りたいと思う成分は何ですか?」と質問したところ、「コラーゲン」(74%)が最も多い結果に。以下、「ヒアルロン酸」(63%)、「プラセンタ」(29%)、「スクワラン」(14%)、「アルブチン」(10%)と続いた。
続いて、「実際に肌のために、意識して摂取している成分はありますか?」と聞くと、42%が「ある」と回答し、「意識して摂取している成分」を具体的に聞くと、ここでも「コラーゲン」(69%)が最も多い結果に。
調査レポートでは、今回、コラーゲンを摂り入れる上でのポイントを、美容に詳しい皮膚科医・友利新(ともりあらた)医師に聞いている。
■「コラーゲンの破壊を防ぐ」「コラーゲンの生成を促す」の両面対策
友利医師は、本来体内で生成されるコラーゲンが失われる原因として「紫外線」や「間違ったスキンケア」「加齢」を挙げている。コラーゲンの生成能力は、20代のうちから低下しはじめ、コラーゲンが減少すると、フェイスラインにたるみができたり、つやや弾力が失われる、化粧ノリが悪くなるという影響があるという。
そこで友利氏は、肌の衰えを防ぐための対策方法として「コラーゲンの破壊を防ぐ」、「コラーゲンの生成を促す」という2点を挙げる。
「コラーゲンの破壊を防ぐ」という点については、正しいスキンケアをしたり、日焼け止めで紫外線を防いだりすることが重要。そして「コラーゲンの生成を促す」という点については、「コラーゲンは体内で生成されるものなので、化粧品やエステなどでは“生成を促す”ことまでは難しく、食品などで“内側から摂取する”という方法での対策が必要になってきます」と説明する。
■コラーゲンの素を摂るだけでなく、生成を促す素材も重要
さらに友利医師は、体内のコラーゲン量を増やすためには、「コラーゲンを生成する“素(もと)”となる」素材と、「コラーゲンの生成を促す」素材の2つが必要だと述べる。
食品から摂取したコラーゲンは、体内でアミノ酸に分解されて吸収されるが、アミノ酸は、前述の「原料」にはなっても、「工場」の役割は果たさない。体内のコラーゲン量を増やすのであれば、「コラーゲンの“素”になる」素材だけでなく、「コラーゲンの生成を促す」素材も意識して摂取する必要があるという。
最近はさまざま食材にコラーゲンやその元であるタンパク質(アミノ酸)が含まれていることが知られているが、友利医師が注目するのは「コラーゲンの生成を促す」素材だ。生成を促す素材の代表例として「パフィア」と「ビタミンC」のふたつを挙げる。
■継続摂取が肌の健康維持には重要
まず「パフィア」は、南米原産のヒユ科のハーブの一種だが、この「パフィア」にコラーゲンの体内量の増加および保持の作用があることが最近の研究によって明らかにされたという。
またマルチ美容成分とも言える「ビタミンC」は、シミ予防や美白など肌の健康を維持する重要成分であることよく周知の事実だが、「コラーゲンの生成」にも有効だという。「ビタミンCは、「“素”になる」素材と、コラーゲンの「生成を促す」素材の、両方の役割を兼ね備えており、ビタミンCとコラーゲンは、切っても切り離せない存在」とのこと。
また友利医師は、パフィアやビタミンCといった成分は、「1回摂れば十分」というものではなく、「継続的に摂取する」ということが大切である強調する。
「年を重ねてから、一度落ちてしまったコラーゲンの「生成能力を高める」ことは非常に難しいこと。しかしながら、若いうちからコラーゲンの破壊を予防したり、生成を促したりして、「生成能力の低下をゆるやかにする」ことは十分に可能です。すでに年齢を重ねた人はもちろんですが、若い人でも、10年後・20年後の投資だと思って、日頃から意識してケアをしましょう」(友利医師)。
《RBB TODAY》
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