Firefox 12とThunderbird 12、正式版が公開……「新しいタブページ」の試験実装など
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Firefox 12では、Windows版の更新プロセスが簡素化され、バージョンアップ時の確認画面の表示が省略されるなど、新バージョンの更新がより簡単になっている。また全プラットフォームにおいて、組み込み型開発ツールに85以上の改善が加えられた。たとえば、ページを再読み込みしなくてもWebコンソールに新たなログが出力されるようになり、Scratchpadエディタには検索機能と指定行への移動コマンドが追加された。
そのほかメディアコントローラの改善や、随所でパフォーマンスの向上も図られた。タブ一覧ボタンが通常非表示になったほか、次期バージョンFirefox 13で採用される「新しいタブページ」が、デフォルト無効で試験的に実装された(試してみたいときは、about:configでbrowser.newtab.urlの値をabout:newtabに、browser.newtabpage.enabledの値をtrueに書き変える必要がある)。
Thunderbird 12では、グローバル検索時に、結果に含まれるメッセージの抜粋が表示されるようになったほか、RSSフィードの購読と全般的なフィード処理に関してさまざまな改善が行われ、より使いやすくなったという。
なお、旧バージョンとなるFirefox 3.6 / Thunderbird 3.1のサポートは、4月23日をもって終了されている。
《冨岡晶》
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