日立、ビッグデータに向けたストレージ新製品「Hitachi Unified Storage 100シリーズ」発表
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「Hitachi Unified Storage 100シリーズ」(HUS100シリーズ)は、ミッドレンジディスクアレイ「Hitachi Adaptable Modular Storage 2000シリーズ(日立アダプタブルモジュラーストレージ2000シリーズ)」の後継機として、処理性能や拡張性を大幅に強化しており、「HUS110」「HUS130」「HUS150」の3モデルが用意されている。
ブロック(構造化データ)/ファイル(非構造化データ)双方のアクセスプロトコルに対応し、データ種類の異なるアプリケーションからのアクセスを1システムに集約できる製品。ストレージハードウェア管理ソフトウェア「Hitachi Device Manager」を標準搭載し、ブロック/ファイル双方のストレージ容量や利用状況の確認、容量の割り当てなどの運用を一元的に行うことができる。従来モデル比2倍*5となる最大2.8PBまでストレージ容量を拡張でき大容量データの格納が可能。
業務アプリケーションから読み書きされるデータをアクセス頻度などに応じ、自動的にSSDやSASハードディスクドライブ(HDD)、ニアラインSAS HDDなどの適切なストレージ階層に割り当て格納できるストレージ階層仮想化機能「Hitachi Dynamic Tiering(日立ダイナミックティアリング)」も提供される。
同時に製品化された「Hitachi Capacity Optimization」(HCO)は、同一内容のデータを検出し削除する重複排除機能によりバックアップデータ量の大幅な削減を可能とするバックアップ用途向けファイルストレージ。バックアップ対象となるデータの種類に応じ、最適な重複排除方式を自動で実行することで、最大20分の1に削減するという、高い重複排除率を実現した。論理容量として最大7.6PB(ペタバイト)が格納できる。
価格は「Hitachi Unified Storage110」が157万5,000円より。「Hitachi Capacity Optimization 210」が1,219万1,550円より。導入サービス費用など初期費用は別途。
《冨岡晶》
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