日本HP、クラウド向けストレージパッケージ「HP 3PAR Fクラス スターターキット」発表
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スケールアウト型ストレージ「HP 3PAR」は、クラウド向けに最適化されたマルチテナント機能や、独自のシン・プロビジョニング機能である「Thin Technology」を搭載し、OPEX(運用コスト)/CAPEX(調達コスト)を50%削減するとともに、ストレージ管理効率を10倍に向上する製品とのこと。2011年11月には、単体のストレージシステムとして、SPC-1ベンチマークに基づくランダムI/Oパフォーマンスで世界記録を樹立している。
従来は、エンタープライズ企業を中心に仮想クラウドコンピューティングを実現するストレージプラットフォームとして販売されていたが、新製品「HP 3PAR Fクラス スターターキット」は、ミッドレンジ向けのオールインワンのパッケージ製品となっている。クラウド向けのストレージに必要なハードウェア/ソフトウェアを一つの型番にセットした、組み込み・構成済みのワンパッケージにより、リードタイムを約70%短縮、運用コストを50%削減できるという。製品ラインアップはベーシックモデルの「HP 3PAR F200スターターキット」と、拡張性に優れた「HP 3PAR F400スターターキット」の2モデル。価格はそれぞれ税込5,775,000円~、6,825,000円~。
なお、既存モデルの「HP P10000 3PAR Vクラス」および「HP 3PAR Fクラス」の価格改定を実施し、平均15%の価格引き下げも、あわせて行うことが発表された。
《冨岡晶》
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