富士通マーケティング、中国・復旦大学と共同プロジェクトを開始
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このプロジェクトは、同社の統合業務ソリューション「GLOVIA」シリーズの開発技術者と、復旦大学の教授・研究者など、26名のメンバーで構成されるもの。FJMが自社開発の販売管理システムを研究材料として提供し、「モバイル端末固有のGUIの活用および考察」をテーマに、さまざまな研究を行うという。期間は6月30日までの予定。
第1ステップとして、中国現地のビジネス慣習や業務を考慮した、モバイル端末の業務利用に関する基本設計や仕様の研究を実施。第2ステップで、第1ステップの研究成果を活用し、中国現地企業への適用を見据えたユーザーインターフェイスの研究やモバイル端末に対応した応用技術の研究を推進する計画となっている。
今後は、本プロジェクトで研究された成果をもとに、システムの実用化に向けてさらに検討を重ね、中国現地の視点を取り入れたシステム開発を目指す。
復旦大学は、1905年設立、2000年には上海医科大学を合弁した大学。経済学院、法学院など29の学院や学部、70の学科、306の研究機構があり、現在約50,000名の学生が就学している。
《冨岡晶》
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