モトローラが最後の決算を発表、販売増ながら損失拡大
エンタープライズ
企業
注目記事

売上げは30億78万ドルで、前年同期の30億32万ドルよりわずかながら増加した。純利益は8600万ドルの損失(1株当たり28セント)となった。前年同期は8100万ドル(1株当たり27セント)の損失だったため、損失は拡大した。
スマートフォンの販売については。890万台を出荷した携帯端末のうち、510万台がスマートフォンだった。主力モデルの「DROID RAZR」は好調な販売を記録している。昨年同期のデータは930万台の携帯端末を販売し、そのうち410万台がスマートフォンだった。つまり、スマートフォンの販売は増加しているが、フューチャーフォンの落ち込みをカバーするまでには至っておらず、そのため携帯端末全体の販売台数が減少した。これが損失の拡大にも影響している。
《山田 正昭》
特集
この記事の写真
/