同ツールのターゲットはスマートフォンアプリの企画担当者。プログラム言語の知識がなくてもアプリのプロトタイプを作成可能で、プレゼンテーション資料を作る要領で作業ができるのが特徴。PC上で、予め用意されているパーツやリストなどコンポーネントをドラッグ・アンド・ドロップしてページを作成したり、また次のページへのリンク作成もボタンを対象ページにドラッグするだけで生成できる。ページは都度、プレビューして確認しながら作業を進めていくことが可能で、出来上がったものは実機に落とし込むこともできる(バイナリ)。なお、中央には画面遷移図が生成されるので、コメントを入れれば仕様書のようなものにもなるという。
「企画をする方は、大抵、アイデアとかコンセプトを考える段階で簡単なユーザーインターフェイスの設計なども行う。それを簡単に、パワーポイントを使う感覚で作ることができる」「これまで、こういうものはエンジニアの方に頼んではじめて端末で確認できるものだった。それが企画自らが、1日ちょっと使うだけで実機でも確認できて、それを使ってプレゼンできるというのは価値があると思う」と担当者は話す。
現在はAndroid対応のみだが、iOSにも対応予定となっている。