「ActiBook」は、簡単な直感操作、冊数・ページ数無制限、ログ解析対応などが特徴で、現在導入企業は1520社を超えている。PDFや画像データから簡単に電子ブックが作成でき、ページのめくり方や、ボタン配置、Twitter連携のオン・オフの設定や、音声ファイル、動画ファイルなどの挿入も直感的に操作可能。タブレットやスマートフォンへの自動最適化も設定できる。
同ソフトは、ヒートマップログ解析機能搭載で、Google Analyticsとも連携可能となっており、電子ブック作成後も、どのページが多く閲覧されているのか、ページごとの閲覧時間はどうなっているのか、などのデータを確認できる。これにより、次回カタログやパンフレット作成のヒントを得たり、あるカタログの中で特に閲覧回数や時間が多いコンテンツを抽出してチラシを作成したりなど、紙から電子、そしてまた紙へといった使い方ができるのも面白い。
印刷会社からしても、印刷物と同時に電子ブックを提供しておけば、Webベースでカタログ等の更新など摺合せが容易にでき、次回の印刷受注にもつながるなど、大きなメリットとなるのではないかと思う。