ウイルスの新たな亜種 100万台超のボットネット形成に使用
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株式会社Doctor Web Pacific(Dr.WEB)は5月15日、「Win32.Rmnet.12」ウイルスの新たな亜種「Win32.Rmnet.16」の拡散が同社のアナリストによって確認されたと発表した。「Win32.Rmnet.12」は、以前同社が報告した100万台を超えるボットネットの形成に使用された。「Win32.Rmnet.16」は、コントロールサーバーIPアドレスの署名にデジタル署名を使用するという点が異なっており、感染はイギリスとオーストラリアで多く発生した。
「Win32.Rmnet.16」はC言語およびアセンブリ言語で書かれ、複数の機能モジュールで構成される。ウイルスをシステム内に侵入させるインジェクタの動作は「Win32.Rmnet.12」と同様で、ブラウザプロセスに自身のコードを挿入し、ドライバを一時フォルダに保存した上でMicorsoft Windows Serviceとして起動させたのち、ウイルスボディを一時ディレクトリおよびスタートアップフォルダにコピーする。機能モジュールのアップデートも行われており、広く普及しているウイルス対策プログラムのプロセスを停止させることが可能であるなど危険性が高くなっている。
「Win32.Rmnet.16」はC言語およびアセンブリ言語で書かれ、複数の機能モジュールで構成される。ウイルスをシステム内に侵入させるインジェクタの動作は「Win32.Rmnet.12」と同様で、ブラウザプロセスに自身のコードを挿入し、ドライバを一時フォルダに保存した上でMicorsoft Windows Serviceとして起動させたのち、ウイルスボディを一時ディレクトリおよびスタートアップフォルダにコピーする。機能モジュールのアップデートも行われており、広く普及しているウイルス対策プログラムのプロセスを停止させることが可能であるなど危険性が高くなっている。
100万台超のボットネット形成に使用されたウイルスの新たな亜種を確認(Dr.WEB)
《吉澤亨史@ScanNetSecurity》