不適切な透過率で危険な日食メガネを公表……天文教育普及委員会
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その結果、安全性の目安とされる数値を大きく上回り、太陽観察には適さない高い透過率であったことを発表した。同委員会では、この製品を日食観察に使用することのないように注意を呼び掛けている。
なお、同委員会では、明らかに危険な製品の見分け方として、以下のポイントを挙げている。
・室内の蛍光灯を見て、一見して明るく、形がはっきりと見える製品(※可視光線を十分に減光している製品の多くは、かすかに蛍光灯を確認できる程度の見え方となる)
・可視光線や赤外線の透過率が高い製品(※安全性の検討材料となる数値として、可視光線で0.003%以下、赤外線で3%以下という目安がある。あくまで目安)
・LEDライトなどの強い光にかざした時に、ひび割れや穴が確認できるもの
《白石 雄太》
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