スマホアプリ、「自動表示機能による友達紹介」は経験者の約7割が“不快”
エンタープライズ
モバイルBIZ
注目記事
-
【デスクツアー】真似したい自宅デスク環境一挙公開!
-
LinkedIn、世界15カ国ユーザー対象に「ビジネス習慣」に関する意識調査を実施
-
所有スマートフォンに「満足」は64.1%、やはり弱点は「バッテリー」……MMD研調べ

それによると、まず、アプリの平均所有数は約17個。ただし現利用アプリの平均は、約9個と半数弱は利用していなかった。性別・年代では、「男性40代」の所有数・利用数が相対的に高かった。
そのなかで、「コミュニケーション」アプリの使用率は7割(1400人)。もっともコミュニケーションアプリの使用率が低いのは「女性40代・50代」だったが、それでも、6割近くが使用していた。具体的な使用アプリでは、「通話アプリ」(44%)、「SNSアプリ」(41%)が4割台で高め。ただし、「通話アプリ」については、利用頻度が低く、 「1週間に1回以下」が半数を占めた。逆に、「SNSアプリ」については、利用頻度も高く、約6割が「1日複数回」利用していた。
これらのアプリやサービスで、「登録情報をもとに知人を紹介する機能」については、認知率は6割で、男女ともに、「30代」での認知率が高かった。ただし、好意度については、6割が“良くない”と回答。「アドレス帳の情報が自動的に送信・取得され、サービス活用されていること」の認知率は5割強で、特に「男性30代・40代」での認知率が高い。ただし、好意度については、いずれの属性でも多数が否定的で、全体では、8割が“良くない”と回答した。
また、意図していない人を自動的に表示された経験がある者は4割で、経験者の約7割近くが“不快”に感じていた。ただ、実際にトラブル経験があった者は1割程度にとどまっている。
アプリ利用前に、安全性の確認をしている者は6割だが、アプリの基礎的な情報を調べることの重要性(約8割)に比べると低かった。確認方法については、「各種レビューを確認する」が7割弱でトップ。これに、「利用規約を読む」(40%)、「提供者(開発者)を調べる」(32%)が続くが、利用規約については、“めんどくさい”との理由で、読まない者が多かった。
《冨岡晶》
特集
この記事の写真
/