会見で河本は、母親の受給を認めて一部を返還する意向を示し、「今になるとむちゃくちゃ甘い考えだったのではないかと深く反省しております」と謝罪した。これを受け、世耕議員がTwitterを更新。「私は著名人が親の扶養義務を果たさずに生活保護を受給させることで『あの人もやってるから』と安易な受給が進むことを懸念し、問題を指摘してきた。彼の返納表明で『生活保護の前にまずは家族による扶養』という常識が浸透することを期待します」とコメントした。
世耕議員とともに問題を追及してきた自民党・片山さつき議員は、会見についてのコメントはまだ発表していないが、会見前には「内容に虚偽があるようなら、さらなる追及になります。いずれにしても、返済は、不可欠」とツイートしていた。
この騒動は、一部週刊誌の報道をきっかけに勃発。河本に高額の収入がありながら母親が生活保護費を受け取るのは不正受給であると、世耕、片山議員らがブログやTwitterで指摘し、ネットを中心に物議をかもしていた。