RIMから幹部流出、この1週間だけで2人が同社を去る
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バロ氏は同社に12年間勤務しているが、以前から退任の意向を示していたとされる。退任の時期については、後任が決定したあともしばらく同社にとどまり、業務の引き継ぎなどを行うという。
RIMは独自のスマートフォンプラットフォームであるBlackBerryを採用するスマートフォンを販売している。一時は米国でiPhoneと人気を二分するほどユーザーの支持を得ていたが、やがてiPhoneに対して劣勢が明確となり、シェアを急拡大させたGoogleのAndroidにも多くのユーザーを奪われた。
現在は、今年1月に就任したトルステン・ハインズCEOのもとで経営の立て直しを目指しているが、最新の四半期決算ではついに赤地に転落するなど状況は厳しい。今後は4日に概要が発表された「BlackBerry 10」によるBlackBerry復権を目指すことになるが、「parade of resignations(辞任のパレード)」と揶揄されるほど多くの幹部、役員が同社を去っており、人材流出は極めて深刻だ。
《山田 正昭》
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