『踊る大捜査線 THE FINAL』にSMAP香取慎吾、その役は……
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香取と青島役の織田裕二は、1998年TVドラマ「恋はあせらず」以来、14年ぶりの共演。今回、香取の役は、通常の犯人役とは違って極端に台詞が少なく、台本にも彼の感情はほとんど書かれていない。そのため、香取の持つ独特な雰囲気とオーラで“表情を語る”といった難しい役どころに挑戦しているという。
今回の香取のキャスティングについてフジテレビプロデューサー（フジテレビ映画事業局映画制作部、副部長）立松嗣章氏は、「『踊る』の最後の事件に相応しい犯人役として、圧倒的な存在感で勝負できる香取さんにお願いしました。セリフは少ないのに、その迫力ある表情とオーラだけで周りを引き付けてしまう迫真の演技に圧倒されました」と語る。
同映画出演にあたり、香取は「ファンのひとりとして『踊る』の世界に入れる夢が叶いました。いつかは出演したいと思っていましたが（メンバーの）稲垣くんが出演した時に自分の出演はないなと思いました。自分の持つ力を出しきって、織田さんと勝負したい。織田さんに負けません。お楽しみに」とコメント。
本広克行監督も「普段あまり見せない狂気の芝居を見せてくれてます。その表情だけでものを語れる役者としての香取さんにすごい魅力を感じました」と香取の演技を評価する。
シリーズ最後となる『踊る大捜査線 THE FINAL新たなる希望』は、撮影が4月20日にクランクアップしており、8月中旬完成予定。9月7日（金）より全国東宝系劇場にて公開となる。
《関口賢》
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