大型液晶にパソコン・スマホの2画面表示が可能、三菱の27型IPS液晶ディスプレイ
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同製品は、4月に発表した23型グレア「RDT234WX-S」・ノングレア「RDT234WX」と同様にIPS方式を採用し、27型サイズでは同社初のIPS液晶ディスプレイ。オーバードライブ回路の工夫により、国内最速(5月31日現在、同社調べ)をうたう応答速度3.5ms(GTG)とし、残像感の少ない映像表示を可能にした。
透過率の高いパネルを採用したことで、VA方式の同社製従来品に比べ消費電力を約29%削減し、39Wとした。また、映像処理による信号遅延時間をOSD(オンスクリーンディスプレイ)に表示する「フレーム遅延時間表示」機能を搭載。リモコンボタンでフレーム遅延時間を確認できる。さらに、ゲームなどに適した「スルーモード」がONの際に、フレーム遅延時間0.1フレームを可能とした(インターレース信号入力時を除く)。
さらに特長として、パソコンとスマートフォンの2画面表示に対応する「スマホビュー」機能を搭載。従来はスマートフォンの縦画面表示時にも横長画面となり、左右に黒い部分のアキが生まれたが、余分な黒部分を除き有効画面のみを切り出して表示する「画面スタイル」機能を装備する。
また、スマートフォンの表示に適した画質を簡単に設定できる「DVMODE」を搭載。テキスト/フォト/動画(高解像度)/動画(低解像度)という4つのモードを用意し、電子書籍やストリーミング動画、ビデオ、音楽、地図などの再生/表示に対応する。パソコンの電源がOFFの状態でもスマートフォン表示が可能となっている。
なお、ディスプレイとの接続が可能なスマートフォンは映像出力端子付きモデルで、ディスプレイ(HDMI端子)との接続には、別途変換ケーブル/変換アダプタ等が必要。また、すべてのスマートフォンとの接続に関して動作を保証していない。
解像度は1,920×1,080ピクセルのフルHD、パネルはノングレア(非光沢)で、視野角は上下/左右178度、輝度は250cd/m2、コントラスト比は1,000:1、CDO動作時は8,000:1、インターフェースはHDMI×2/DVI-D/D/ミニD-sub15ピン/3.5mmステレオミニなど、内蔵スピーカーは3W×2。
スタンドを含む本体サイズは幅643×高さ444×奥行き230mm、重さは約6.6kg。付属品は電源コード/信号ケーブル(DVI-D/DVI-D、ミニD-sub15ピン/ミニD-sub15ピン)/オーディオケーブル(3.5mmステレオミニ/3.5mmステレオミニ)ベーススタンド/色調整用チャート/リモコンなど。
《加藤》
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