「Flame」に関する一問一答を公開、民族国家が軍需産業に依頼して作成か
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エフセキュア株式会社は5月31日、諜報活動ツール「Flame」に関する一問一答の様子をブログで公開している。これによると、中東政府のシステム管理者でない限り、Flameの危険にはさらされていないとしている。Flameに感染していると見積もられるコンピュータの数は1,000台だが、世界には10億台以上のWindowsコンピュータが存在するため、感染の確率は宝くじ並みだという。
Flameにはワーム的な要素があるが、デフォルトで停止されておりワームのような拡散はしない。また、ソフトウェアコードの観点では古いものであり、ウイルス対策ソフトを最新の状態にしていれば防ぐことができる。ただし、Flameは限られた範囲に対して非常に慎重に使用された「限定版」スパイツールであり、進化する必要もない。そして収益を上げるために作られたものではなく、民族国家が軍需産業に依頼して作成された可能性があるとしている。
Flameにはワーム的な要素があるが、デフォルトで停止されておりワームのような拡散はしない。また、ソフトウェアコードの観点では古いものであり、ウイルス対策ソフトを最新の状態にしていれば防ぐことができる。ただし、Flameは限られた範囲に対して非常に慎重に使用された「限定版」スパイツールであり、進化する必要もない。そして収益を上げるために作られたものではなく、民族国家が軍需産業に依頼して作成された可能性があるとしている。
「Flame」に関する一問一答を公開、民族国家が軍需産業に依頼して作成か(エフセキュア)
《吉澤亨史@ScanNetSecurity》