インターネット上の住所ともいえるIPアドレスは現在IPv4が主に利用されているが、インターネット端末の爆発的な増加により、アドレスの枯渇は時間の問題となっている。これを解決するのがIPv6で、関係団体や企業が移行に向けての努力を続けている。しかし、企業にとってIPv6への移行は設備の刷新などコストがかかるため、必ずしもスムーズに移行が進んでいるとはいえない。
こうしたことから、IPv6の普及を目指す世界規模のイベント「World IPv6 Launch」が6月6日に開催される。Googleはこれに先立って、IPv6への理解を呼びかける内容の記事を公式ブログに掲載。「インターネットの父」とされるVint Cerf氏がIPv6の必要性を語りかける動画を掲載している。
一方、同社のIPv6関連情報サイトもその内容を一新し、一般ユーザーに向けてアドレス枯渇の危機やそれを解決するIPv6について説明している。