この携帯電話はいずれも3インチのタッチスクリーンを搭載しており、見た目はスマートフォンそのものだ。しかし、中身は従来タイプのフィーチャーフォンとなっている。新興国では、こういったタイプの携帯電話の需要が伸びているという。
スマートフォンでなくても機能は多彩で、Wi-Fiに対応しており、ノキアブラウザによってWebサイトの閲覧が可能。また、ノキアストアからアプリをインストールすることもでき、使い心地はスマートフォンとほとんどど変わらないという。
最上位モデルのアシャ311は1GHzのプロセッサ3.2Mピクセルのカメラ、音楽プレーヤ、FMラジオ、インターネットラジオなどを搭載し、115ドル程度で販売される。アジャ306と305はタッチスクリーンが静電容量式ではなく抵抗皮膜式になり、カメラの画素数も引き下げられている。ただし、SIMカードを2枚収納し、2つの電話番号を使い分けられるという特徴的な機能を持っている。306はWi-Fi搭載で価格は85ドル前後、305はWi-Fiがなく、価格は78ドル前後。