13卒生の内々定率、前年同時期より向上
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同調査は、幅広い層の学生から内定率を調査することを目的に2010年より実施しているもの。調査対象は2013年3月卒業見込みの全国の大学4年生、大学院2年生のマイナビ2013会員で、5月30日から6月3日にかけてWebアンケートを実施。有効回答数は6,013件(文系男子1,457名、理系男子1,009名、文系女子2,757名、理系女子790名)となった。
5月末時点での大学生、大学院生の内々定率(正式内定は10月以降となるため「内々定」と表記)は全体で42.5%となり、昨年の同時期より6.6pt、一昨年の同時期より1.1pt上回る結果となった。文理・男女別に見ると、理系男子の48.4%、理系女子の44.9%、文系男子の44.4%、文系女子の35.1%の順となっている。
一人あたりの内々定の平均保有社数は1.6社。文理男女別では、文系男子が1.7社、理系男子と理系女子が1.5社、文系女子が1.4社となっている。
また、前月からの推移では、女子の増加率が文系・理系とも10.4%と、文系男子の8.9%、理系男子の6.8%を上回っている。
内々定保有者の今後の活動については、「内々定先に満足したので終了する(終了している)」が59.2%となった。文理・男女別では、理系男子が70.0%と活動終了の割合が高くなっている。
なお、未内定者と内々定を保有して活動を継続する学生を合わせた「今後も活動を継続する学生の割合」は、全体の74.0%となっている。
13卒生5月末の内々定率42.5%、今後も就活続行は74.0%
《田崎 恭子》
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