日本オラクル、「Oracle Exadata」に最適化したストレージ新製品を提供開始
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「Sun ZFS Backup Appliance」は、「Oracle Exadata」のデータ・バックアップ用途として事前構成・検証されているため、汎用ストレージを導入する場合と比較して、バックアップ環境を効率的かつ短期間に構築できるのが特徴。1時間当たり最大20TBのバックアップ、最大9.4TBの復元が可能で、汎用ストレージと比較して、データのリカバリ時間を最大4倍短縮できる。
オペレーティング・システムがサーバの監視を行い、サービスの管理・再起動やハードウェア障害の検出・解析、故障個所の切り離しなどを自動で行う「予測的セルフ・ヒーリング機能」と障害管理アーキテクチャに対応。InfiniBandを経由してバックアップおよびリカバリの計画を自動化する「Oracle Recovery Manager」を使用することで、追加のサーバーや他社のバックアップ・ソフトウェアを導入せずに効率的なデータ保護環境を構築できる。
今後、クラウド・マシン「Oracle Exalogic Elastic Cloud」「SPARC T4」プロセッサとオペレーティングシステム「Oracle Solaris」を搭載した「SPARC SuperCluster T4-4」のバックアップ・ストレージとしても最適化される予定。
「Sun ZFS Backup Appliance」は、基本構成55TB(ディスク回転数15,000 RPMのSAS-2ディスクを使用)の高パフォーマンス構成と、基本構成132TB(ディスク回転数7,200 RPMのSAS-2ディスクを使用)の高キャパシティ構成の2種類で提供される。価格はそれぞれ最小構成価格で22,282,619円、18,478,269円(税込、ハードウェア構成のみ)。
《冨岡晶》
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