【BT Summit(Vol.1)】BT、 アジア・パシフィックをターゲットに2倍の成長目指す
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
BT Global Services CEO Jeff Kelly氏は、海外部門はグループ全体の売り上げ190億ポンドのうち78億ポンドを占め、その主な事業がマネージドネットワークサービスであると解説した。すでに170か国で事業を展開し、アジア太平洋地域、ラテンアメリカ、トルコおよび中東&アフリカの3つの地域を経済発展の目覚ましい市場として人材や資金を投入しているという。また、アジア・パシフィック地域 プレジデント Kevin Taylor氏は、アジア太平洋地域での市場シェアについてiCV(増分顧客価値)および取引数で2倍の成長を目指すという。この目標に向けて、現在同地域に300人の新しい人材を投入している。
同社が持つ100以上の製品ポートフォリオは、6つの分野にカテゴライズされている。その6つは、ネットワークをインテリジェントにパフォーマンスや品質を管理するBT Connect、クラウドベースのCRMであるBT Contact、ユニファイドコミュニケーションであるBT One、データセンターであるBT Compute、セキュリティソリューションであるBT Assure、ネットワークの構築支援やコンサルティングを行うBT Adviceである。これらのサービスを展開する市場エリアは、食料品や日用品などコンシューマ製品業界、製造業や物流、銀行および証券会社、そして政府や地方自治体および医療関係を見ている。
BTの戦略において特徴的なのは、これらの製品やソリューションを各国で展開するとき、ひとつはBTの技術やサービスをパートナー企業がその国で展開するというものだけではなく、パートナーがグローバル化を考えたときにも役立つものを考えているということだ。BT Global Servicesでは、日本の多くのベンダー、通信事業者、SIer、ネットワークオペレータなど、国内市場だけではなく海外市場へも目を向けなければならない企業のグローバル進出の支援ができるのではないかと考えている。
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