採用担当者の約1割、ソーシャルメディアをチェックした結果、不採用にした経験あり……garbs調べ
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まず「自社の採用と相性のよいソーシャルメディア」については、Facebookの利用企業が多いこともあり、Facebookが圧倒的な評価を得た。「利用度」ではFacebookに次いで2番目であったTwitterは、「相性の良さ」ではその支持を大きく下げている。一方で規模の大きい企業では、Youtubeが支持されていた。
また、応募者や面接予定者のソーシャルメディアアカウントをチェックした経験がある担当者は50.3%。実際にその結果不採用にした経験がある担当者も1割程度存在した。従業員規模50名以下の企業では、17.6%にまで上昇し、比較的規模の小さい企業で、この傾向が顕著であることが明らかとなった。
「アカウント運用に対する社内の協力の度合い」では、アカウントを運用している企業では、9割以上の企業が、「協力に積極的」もしくは「お願いすれば協力してくれる」と回答。採用のためのソーシャルメディア運営に対し、従業員が全般的に協力的なスタンスをとっていると言える。
同調査の結果は「ソーシャルリクルーティング白書2012」として公開されており、採用目的でのソーシャルメディア運用への不安、広告出稿の有無、予算取りの有無、2013年度新卒採用、今後1年間での中途採用の予定などについて結果が掲載されている。
《冨岡晶》
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