時代にあった“やさしさ”を伝える……バファリン新CM「母と子」篇、23日から放送開始
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「バファリンA」は、1963年の発売以来、頭痛・発熱などの家庭常備薬として使用されており、そのCMでは一貫して時代にあった「やさしさ」を表現してきた。今回は、「バファリンA」の特徴である「胃にやさしい」ことを改めて伝えるために、母のわが子に対する無償のやさしさをモチーフに制作したとのこと。
CMは、久しぶりに実家に帰った娘が、張り切って料理の下準備をするシーンから始まる。慣れない実家の台所で、娘が「黒コショウ取って、あとビネガーも…」と母の手を借りて料理をしながら、「あとバファリンも…」と頭が痛かったことを打ち明ける。頭痛を我慢していた娘に母は「バファリンA」を手渡し、「我慢しなくていいのに…。(「バファリンA」は)胃にやさしいんだし。」とやさしく呟き、娘に代わって料理を続ける。そんな母のやさしさを感じ、母の背中を見つめるやさしい娘の眼差しでストーリーは締めくくられる、といった内容。忙しい毎日をこなす一方で、仕事・結婚・出産といった分岐点で揺れ動く現代の女性が、休日に実家に帰り、母のやさしさと「バファリン」に触れ、心と共に、頭痛も癒す場面が描かれている。
今回のCMは、日本アカデミー賞の受賞経験もある李 相日(り・さんいる)氏を監督に、都内で撮影された。親子を演じるのは母役の角替 和枝(つのがえ かずえ)さんと、娘役の奥田 恵梨華(おくだ えりか)さん。まるで本物の親子のような演技の中で、娘役の奥田さんが思わず感極まって涙する場面もあったという。ライオンでは、「バファリンA」の「胃にやさしい」という特長を、“今”の時代の母と娘の間にある「やさしさ」に重ね合わせて描ききることで、ユーザーの気持ちに寄り添うCMになったとしている。なお、同CMはライオンの公式YouTubeチャンネルにて先行公開されている。
《白石 雄太》
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