【中学受験2013】夏休みの過ごし方 5/10…学習のポイントと親の関わり方
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◆時間割は子ども主体で作る
どの塾でも、おそらく膨大な宿題が出されます。復習もしなければなりません。これらをこなすには、必ず家庭学習の時間割を作る必要があります。
塾によって異なりますが、夏期講習が1日5コマあるとして、ある日は算数3コマ、理科2コマ、別の日は国語3コマ、社会2コマという時間割になっているなら、算・理のある日、国・社のある日、それぞれについて、家庭では何をどのくらいやるかを決めて時間割に書き込みます。
このときに、実際には親が理想の時間割をイメージしていたとしても、こうしなさい、と作らせるのではなく、子どもにどうしたいかを聞き、子どもが自分で決めたというように導くのがコツです。
◆睡眠時間は絶対に確保する
時間割を作っても、毎日計画どおりに進むとは限りません。一回決めても臨機応変に修正していいと思います。予定が狂って、その日のノルマがこなせなかったとしたら、それは翌日には持ちこさずにあきらめます。そうしないと、授業は次々進んでいくので、復習が追いつかなくなるからです。とりこぼしたものは、塾が休みのときに片づけるといいでしょう。
ノルマがこなせなかったからといって、睡眠時間を削ってはいけません。日中の勉強の効率が下がるだけです。就寝時間と起床時間は固定にして、寝る時間になったら勉強が途中でも寝る、と徹底させましょう。
《石井 栄子》
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