ソニーとパナソニック、次世代有機ELパネルの共同開発で合意
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
両社が有する基本技術および印刷技術を活用し、次世代の有機ELパネルおよびモジュールを共同で開発する。今回、共同開発を進める、印刷をベースとした次世代の有機EL技術は、大型かつ高精細の有機ELパネルおよびモジュールを、低コストで量産するのに適した技術となっており、2013年内の量産技術の確立を目指す。
ソニーは、2007年に世界初の11型有機ELテレビを発売。蒸着技術を用いた有機ELディスプレイの量産、商品展開に取り組むとともに、次世代有機EL技術の研究開発も積極的に進めていた。一方パナソニックは、大型化・低コスト化に優位な印刷技術のなかでも、最先端のオール印刷方式による大画面・高精細有機ELパネルの技術開発で先行しており、この方式による生産を実現するための独自の設備技術・生産技術を有している。
今後両社は、有機ELパネルおよびモジュールの次世代技術の共同開発と並行して、量産フェーズでの協業の可能性についても検討する予定。
《冨岡晶》
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