「最も小さいバンキングトロイの木馬」の分析結果を発表
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株式会社Doctor Web Pacific(Dr.WEB)は6月25日、「Tinba(tiny banker)」の技術的な分析結果を公開した。Tinbaは6月初旬に発見されたトロイの木馬で、「最も小さいバンキングトロイの木馬」として多くのメディアが取り上げている。このトロイの木馬はアセンブリ言語で書かれており、わずか20KBという非常にコンパクトなマルウェアとなっている。
ニュース機関やアンチウイルスデベロッパは6月5日に発表しているが、このトロイの木馬はDr.Webアンチウイルスによってすでに「Trojan.Hottrend」として検出されており、Dr.Webウイルスデータベースには4月下旬に登録されており、現在まで少なくとも5つの亜種が発見されている。このマルウェアは、インターネットトラフィックを監視し、重要な情報(バンキング情報など)を傍受して犯罪者に送信することを主要な目的としているという。
ニュース機関やアンチウイルスデベロッパは6月5日に発表しているが、このトロイの木馬はDr.Webアンチウイルスによってすでに「Trojan.Hottrend」として検出されており、Dr.Webウイルスデータベースには4月下旬に登録されており、現在まで少なくとも5つの亜種が発見されている。このマルウェアは、インターネットトラフィックを監視し、重要な情報(バンキング情報など)を傍受して犯罪者に送信することを主要な目的としているという。
「最も小さいバンキングトロイの木馬」の分析結果を発表(Dr.WEB)
《吉澤亨史@ScanNetSecurity》