様々な新機能を搭載したゲーム開発環境「Unity 4」登場
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「Unity 4」は、Unityエンジンおよび各種ツールを根本から見直し、これからの開発に欠かせない数々の新機能を搭載したとのこと。キャラクターアニメーションシステム「Mecanim」、DirectX 11サポート、モバイルグラフィックのさらなる最適化、Adobe FlashとLinuxのプラットフォーム対応など、さまざまな新機能や改良点がつけ加えられました。
「Mecanim」は、パワフルで革新的なアニメーション技術となっており、ほんの数回のマウスクリックで、キャラクターが驚くほど滑らかに動作。ステートマシンやブレンドツリーの構築、IKリギング、アニメーションの自動リターゲティングなどがすべてUnityエディタ内で行えます。アセット売買マーケットの「Unity Asset Store」でも、リターゲティング可能なアニメーションがたくさん追加される予定です。
また「Unity 4」は、マイクロソフトのDirectX 11に完全対応。たとえば、キャラクターやステージに対してより滑らかな外観を与えられる「テッセレーション機能」、GPUの演算能力を多方面に活用できる「演算シェーダー」などが新たに利用可能になります。
モバイルプラットフォームのグラフィックスもより一層の最適化が施され、あわせてモバイル用リアルタイムシャドウ、スキンメッシュのインスタンス化、ライトマップとノーマルマップの併用、洗練度を増したGPUプロファイラなどが提供されます。またモバイルでのダイナミックフォントに対応し、アジア系の文字を、解像度を問わずレンダリングでき、フォント、文字サイズ、太さも自由に制御できます。
プラットフォームとしては、Adobe FlashとLinuxに対応。Adobe Flash Playerアドオン を利用すれば、Unity 4で作成したゲームや既存のUnity 3Dコンテンツ(iOS、Android、デスクトップ、Webブラウザ)を、世界中のPCにインストールされているAdobe Flash Playerで動作するように書き出すことができます。
また「Unity 4」には、デスクトップLinux向けにゲームを書き出す新機能のプレビュー版が同梱されました。
「Unity 4」は現在Unity Storeで予約販売を実施中。7月9日までにUnity Proを新規購入した人には、17,000円分のオンラインクーポン特典が、7月31日までにUnity Pro+Add-onをアップグレードした人には、20%割引の特典が用意されています。
様々な新機能を搭載したゲーム開発環境「Unity 4」登場 ― 日本語版サイトもオープン
《冨岡晶@INSIDE》
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