2012年の節電、「照明をこまめに消す」が85%で最多……今後のカギは「クールシェア」?
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
まず現在、家庭で節電しているかどうか尋ねたところ、「節電を行っている」と回答した人は82%。具体的な対策としては、「照明をこまめに消す」が85%でもっとも多く、次いで「エアコンの設定温度を上げる/エアコンを使用しない」が79%、「扇風機を使用する」が72%となった。
次に、簡易で効果的な節電グッズとして普及している「LED照明」について質問。家庭の照明を「LED照明」にどの程度切り替えているか尋ねたところ、「可能な限りほぼ切り替えている」と回答した人は13%にとどまった。ただし、「一部切り替えている」と回答した人は41%で、計54%がLED照明に移行しつつあった。切り替えていない人は、「今使っている電球や蛍光灯などが切れたときに順々に換えようと思っているから」60%、「LED照明は値段が高いから」60%をそれぞれ理由として挙げている。
さらに、環境省が提唱する、個々人のエアコンの使用を控え、涼しい場所をみんなでシェアする新しい節電方法「クールシェア」について、認知度を調査。この言葉を見聞きしたことがあるか尋ねたところ、「知っているし、すでに行っている」と回答した人は3%、「知っているが、まだ行っていない」と回答した人は14%となっており、合わせた認知率は16%とまだまだ低かった。一方で、節電対策としてこの夏「クールシェア」をしてみたいか尋ねたところ、「クールシェアをしたい」と回答した人は70%となり、関心の高さがうかがえた。
《冨岡晶》
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