マカフィー、危機が迫る「DNS Changer」の感染を診断し修復するツールを無償提供
ブロードバンド
セキュリティ
注目記事
-
【デスクツアー】真似したい自宅デスク環境一挙公開!
-
被害額60億~2000億円か? サイバー金融詐欺「High Roller」の日本語報告書が公開
-
異性、芸能人、社長などになりすまし……詐欺的“サクラサイト商法”に注意喚起

「www.mcafee.com/dnscheck」にあるボタンをクリックすると、DNS Changerに感染しているかどうかを簡単に判定でき、感染していた場合は、サイト上でインターネット設定を修復する無料のソリューションをダウンロードするよう促される。
「DNS Changer」は、サイバー犯罪者によって作成されたトロイの木馬。不正なドメイン・ネーム・システム(DNS)サーバーを利用することで、ユーザーがインターネットを利用しようとすると、別のウェブサイトに誤誘導する。そこで広告によって利益をあげるという仕組みだ。しかし「7月9日」に、FBIが誤誘導のために利用されているサーバーをシャットダウンするため、以降、誤誘導されることはなくなるが、DNSChangerに感染したコンピュータは、ウェブサイト、eメール、オンラインチャットやFacebookなどの利用が不可能になるとされている。
ネットが利用できなくなってからだと、復旧するのが、かなり面倒なことになる。7月9日のエックスデイを迎える前に、一度チェックを行うことをお勧めしたい。
《冨岡晶》
特集
この記事の写真
/