富士通、ビッグデータ活用「Enterprise Big Data Analysis」販売開始
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![「Enterprise Big Data Analysis」の特長と提供モデル](/imgs/p/hDN4m_UJPEFczM0wl2KIHdtO9kFAQ0P9REdG/206447.jpg?vmode=default)
「Enterprise Big Data Analysis」は、ビッグデータ活用に必要なソフトウェアとSI、システムの運用・保守などを統合したソリューションとして体系化し、オンプレミス型システムに向けて提供するもの。利用シーンごとに最適化した「分析処理モデル」「バッチ処理モデル」「ストリームデータ処理モデル」の3つのモデルを提供し、今後、順次拡大していく。
「データ分析処理モデル」は、ビッグデータの収集・蓄積、データ抽出・集計の他、統計分析や予測分析が行えるシステムモデル。「バッチ処理モデル」はデータ量増加などにより処理時間がかかっている既存システムのバッチ処理をオフロードするシステムモデル。「ストリームデータ処理モデル」はセンサーデータなど大量に発生するストリーム型データの分析と制御を行うシステムとなっている。
オンプレミス型システムに向けたソリューションのため、既存システムや既存データとの連携、また導入済みハードウェアを活用することが可能。自社内から外に出すことが難しいデータを活用したいユーザー、既存システムと連携することで新たな価値を見出したいユーザーでも、ビッグデータの活用が可能なのが特長となっている。またソリューションのコア部分には、富士通のビッグデータ対応ソフトウェア製品群「Big Data Platform」「Big Data Middleware」を組込んでおり、24時間保守サービス付きとなっている。データ集計や並べ替えを簡単に操作できるツール、ビッグデータ分析用の独自関数ライブラリなども用意されている。
《冨岡晶》
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