タブレット端末、1位iPadは「シェア61.5%」……MM総研調べ
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
2011年度のタブレット端出荷台数は前年比2.3倍の278万台、電子書籍専用端末の出荷台数は前年比2.1倍の33万台となった。タブレット端末のメーカー別出荷台数シェアは、iPadシリーズを投入したAppleが首位で、出荷台数は171万台、シェア61.5%となった。2位はGalaxy Tabシリーズを投入したSamsungで21万台、シェア7.6%。3位はARROWS Tabシリーズを投入した富士通で20万台、シェア7.2%となった。OS別シェアでもアップルのiOSが首位。Android OSのシェアは107万台、シェア38.5%だった。
自宅リビングでの利用を主目的とする、画面サイズ8インチ以上のタブレット端末「ホームタブレット」については、出荷台数は229万台(タブレット全体の82.4%)となった。一方、画面サイズ7インチ台以下の「モバイルタブレット」出荷台数は49万台(タブレット全体の17.6%)となった。
現タブレット端末ユーザーのニーズとして軽量化を求む意見が強く、今後のタブレット端末購入意向ユーザー
ーの画面サイズ意向などを分析した結果、画面サイズ7インチ台以下の「モバイルタブレット」が今後のタブレ
ット市場を牽引していくと、MM総研では予測している。また2012年度以降のタブレット端末出荷台数は12年度:374万台(うちモバイルタブレット97万台)、13年度:487万台(182万台)、14年度:612万台(270万台)、15年度:724万台(357万台)、16年度:798万台(424万台)となり、16年度にはモバイルタブレットが全体の53%と過半数を占めるまでに拡大するとしている。
ちなみに2011年度通期の電子書籍専用端末の市場規模は、前年比2.1倍の33万台。2012年度以降の電子書籍専用端末の出荷台数は、前年比2.8倍の93万台に拡大すると予測している。
《冨岡晶》
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