シマンテック、高校生による脆弱性発見コンテスト「サイバーセキュリティ チャレンジ 2012」開催
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情報処理推進機構(IPA)が4月27日に発表した「情報セキュリティ人材の育成に関する基礎調査」によると、日本において、情報セキュリティに従事する技術者は約23万人で、そのうち14万人が必要なスキルを満たしていないと推測されている。また、情報セキュリティの人材不足は2.2万人に上ると見られている一方で、大学、大学院、高等専門学校、専門学校において情報セキュリティの専門的教育を受講している学生は推定約1,000人/年程度に留まっている。
今回のコンテストはチーム制(2名~4名)で、脆弱性が複数含まれたプログラムが課題として提示されるので、参加者は、プログラムの脆弱性の数を見つけるとともに、セキュリティを高め個々の脆弱性を回避するために、どのようなコードで書くべきかを文書で説明するというものだ。
最優秀賞と優秀賞の計2チームが選出され、最優秀賞にはiPad wifi モデルが人数分プレゼントされる。また、優秀賞を受賞した2チームで、シマンテック東京本社へ招待され、一日体験社員としてシマンテックのセキュリティ業務全般を体験。さらに、シマンテックのセキュリティスペシャリストより、安全なプログラミングに関する講義を受けることができる。
参加資格は、高等学校、高等専門学校に在学する学生であることで国籍は不問。同じ教育機関に所属しており、かつ2名以上の4名以下のチームを構成できること、日本語・英語・韓国語・中国語のいずれかの言語で回答が作成できることなどとなっている。回答〆切日は8月26日到着分まで。8月31日に発表となる。
《冨岡晶》
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