【夏休み】スマートフォンアプリ『妖怪まちあるき』の実証実験
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アプリ『妖怪まちあるき』は街に伝わる民話や怪談にちなんだ場所をゲーム感覚で楽しみながら巡ることができる地図ガイドアプリケーションだ。これには、メディアサイエンス研究所が開発した「街歩き共通プラットフォーム」を組み込んだ。
「街歩き共通プラットフォーム」には、街歩きを楽しくする様々なIT技術を統合した。普段の街並みを仮想的に「劇場化」することで、地域を活性化することを目的に開発が進められている。
「街歩き共通プラットフォーム」は、景観にコンテンツを重ね合わせて表示することができるAR(拡張現実感)技術、いろいろな画像を地図として使用できるAnyImage2Map技術、3DCGキャラクタ技術などを統合し、リッチな街歩きコンテンツを容易に開発できるようにしたアプリケーション開発環境だ。
スマートフォンアプリ『妖怪まちあるき』(iPhone-Android)は、この「街歩き共通プラットフォーム」の実証実験を目的に、JTBおよびげんごろうと共同で開発を進めてきた。墨田区周辺の怪談にちなんだスポットに行き、スマートフォンのカメラをかざすと、AR技術により人魂を表示、その場所のエピソードが音声と画像で再生される。
今回のアプリは4つのコースが設定されており、最終目的地では、お寺の本堂や神社の社殿で墨田区に伝わる民話、神話、怪談をプロの語りで楽しむ公演「怪談の夕べ」が開催される。「怪談の夕べ」開催日は7月20日〜8月25日の各週末、チケットは2800円。JTBサイトまたはげんごろうサイから申し込む。
《高木啓》
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