IBMが2012年第2四半期決算発表、減収増益で通年利益予測を上方修正
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売り上げは257億8,300万ドルで、前年同期から3.3%減少した。ただし、為替の影響を排除した場合は1%の増加となっている。純利益は38億8,100万ドルで5.9%の増加。売上高、ひと株あたりの純利益ともに事前のアナリストの予測を下回った。
部門別の売り上げでは、ハードウェアを扱うシステム&テクノロジー部門の売上が42億5,900万ドルで9.9%減。ソフトウェア部門は61億7,100万ドルでほぼ前年同期並みだった。地域別では南北アメリカが111億ドルで1%減。アジア太平洋地域は63億ドルで2%増。中でも中国は26%増と好調だった。 IBMではこうした業績と今年後半の見通しから、通年の利益予測を1株あたり14.27ドル以上から14.40ドル以上に上方修正した。
《山田 正昭》
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